成長している実感がない

私も2万人以上を抱えるプログラミングスクールを運営する中で、よく「モチベーションが続かなくて挫折してスクールへ来ました」という方も多くいます。

その多くの方に聞いてみるとまず「目標」がありません。漠然と「プログラミングが出来る様になったらいいな」と目標がないため、壁に当たったらすぐに挫けてしまうのです。

また、目標がない事により「成長している実感」もありません。「自分は今目標まであとどれくらいなのか」「どこまで進んだのか」という事が目標がないことによりわからないため、いつまでもゴールのない道を走っている心理状態に陥ってしまいます。

ゴールの分からない道をひたすら走り続けられる人というのはまずいません。昨日より今日の自分は成長しているな。進んでいるな。という実感がなく走り続ける事は困難です。

ですから、まずは「1年後に○○会社へ転職をする」「30歳で年収1000万円フリーランスになる」といった出来るだけ具体的な目標を立てることです。この時に必ず「いつまで」に「何を」という具体的目標にする事です。

「1年後にプログラミングを習得する」では漠然としていて、

「何か作りたいのか」

「転職をしたいのかフリーランスなのか、いくらの収入が欲しいのか」

「フロントエンドエンジニアになりたいのかバックエンドエンジニアなのか」

といった事をまず決めなければ学ぶべき内容が決まらず、進むべき道も決まる事はありません。

ゴールが決まったところで、あとは逆算してやっと「何をいつまでにやるか」「何をどこまで学ぶべきか」を決める事が出来ます。

自分でそういった部分を決めるのが難しいプログラミング初心者の方は、プログラミングスクールで相談して決めていくというのも一つの戦略になるでしょう。