「30歳、転職0回」・・・今から転職できるか

転職は甘くない

30歳になると、こういう気持ちになります

伸び始めた元気な社員の本音テキストが入ります。


今の仕事はだいたい覚えた。

私は、社内でも実力はベスト3に入る(自己評価だけど)。

自分の実力から見ると、今の給料は安すぎると思う。
後輩もみんな「○○さんがそれだけの給料なんて、安すぎますよ」と言ってくれる。

係長としてマネジメントもできるようになった。

私生活でも、結婚して、5歳と2歳の子供ができた。
これからの子育ての費用を考えると、今の会社の給料では十分ではない。自分たちの老後のこともある。

よし転職しよう・・・ちょっと待ってください!

そんな思いつきだけで、転職を決断していいのですか?

実はこの10年ぐらい転職する人が増えています。人の流動性が増しています。政治が流動化を促進する方針で進められています。その流れに乗せられて、簡単に転職の決断をする人が多くなりました。ところが現実を見ると、転職した人が必ずしも思い描いた通りの結果になっていません。なっていない人が多いのです。

むしろ厳しい現実に直面して、四苦八苦しています。
冷酷な会社にとって、人の流動化は大歓迎です。なぜなら簡単に首を切れますし、安い労働力として使い勝手が良いからです。

しかし転職する「その人」にとっては「職業:無職。給料0円」の一人になるということです。

いつ職につけるかわからない不安な日々を送ることになります

 

転職への期待と甘い妄想

転職を希望する人は内心はこのように思っています

★ 自分の実力ならもっと給料も待遇も良くて当然だ

★ 今の会社では自分の本当の実力を発揮できない。
まさに「出る杭は打たれ」ているのだ

★ 労働環境が悪すぎる

 

そう思う気持ちもよくわかります。30歳になると、ほとんどの人が自分を過信してしまいます。

転職を決意する前に「自分の市場価値がどの程度のものか」確認することをお勧めします。転職するかどうか決めかねていても。とりあえず転職エージェントに登録しましょう。そうすれば冷静に正しい評価が得られます。

甘い妄想の危険性は、それだけではありません。現在の会社を飛び出したところで、明るい未来が待っている保証はどこにもありません

転職して「先に希望の灯が見えている」ように感じると、そこにバラ色の世界が広がっていると思いたくなります。
想像するのは気分がいいです。でも気分の良い妄想に浸った状態で、大切な決断をするのは相当危険だと思いませんか?

バラ色の妄想の一方で「転職の危険性」も、ジッと見つめておかねばなりません

転職のデメリット

先が読めない不安

会社を辞めたら無給になります。副業をやっていても収入が大きく減ります。
この状態がいつまで続くのかわかりません。

あなたはその不安に耐えられるでしょうか?
貯金があるとはいえ、通帳の数字がどんどん減っていくのを、余裕をもって見ておられるでしょうか。

厳しい精神的ストレスが襲ってきます。
独身なら自分が我慢すればいいのです。「4畳半ひと間」で頑張ればいいのです。最悪でも「生活保護」で歯止めがかかるでしょう。

しかし結婚し、子供を二人いれば、そうはいきません。この時のストレスは半端ではありません。

「この不安に今から立ち向かっていくのだ」という覚悟があるか、今一度厳しく自分に問いただしてみなければなりません。「極楽とんぼ」の気分で転職を決めたら、泣くに泣けない状況に追い込まれます。

サラ金などは、そういう状況の人を餌にして、ボロ儲けしています

自営業者の転職の場合、「悪質なファクタリング」に狙われないように、気を付けなければなりません。
※ファクタリングについては早い時期に記事にする予定です。
ここではファクタリングの仕組みを図解しておきます。

 

3歳の息子と2歳の可愛い娘がいることを、忘れてはいけない

奥さんと二人なら、「互いに頑張って乗り切ろう!」と、心をひとつにすることもできるでしょう。
転職が少し長引いた人の場合、ほとんどの夫婦がそうやって頑張っているでしょう

しかし、3歳と2歳の息子・娘にそれを求めるわけにはいきません。絶対に「転職失敗!」は許されないのです。

考えてみれば、41歳の時、息子は18歳、娘は16歳になります。
教育費が重くのしかかってきます。塾の費用、予備校の費用、大学の授業料など半端ない額です。しかも自分達の老後のこともあります。転職先の会社で本当にそれを賄えるのか、真剣に考えないといけません。

特に、ベンチャーに転職を考えている人は、マスコミがもてはやす「ベンチャーへのチャレンジ」というキャッチコピーに踊らされてないか、もう一度立ち止まって熟慮した方がいいです。

設立後 数年で、ほとんどのベンチャー企業は潰れています。
つぶれたベンチャーに残るのは「借金の山」です。
本当に僅かの「成功したベンチャーだけを見て判断する」のは、甘すぎます。
現在それなりに安定した会社にいるのなら、十分にそのあたりを考えてから、転職の決断をしましょう。

「安定」は想像以上にずっと大切です。

 

転職活動が長引く

転職は「短期決戦」です

長期になると、精神的にも肉体的にも疲れが溜まります。

もっと悪いことに、貯金がグングン減っていきます。最初に想定していた以上に減ります。
生活の中で、予想外の出費が出てくるからです。

奥様が助けてくれるとはいえ、幼児が二人もいては、奥様も本格的に仕事をするわけにはいきません。

結局、自分がアルバイトをしながら転職活動することになります。
転職活動に集中できないため、一層転職活動は長期化します。

最悪のスパイラルに陥ります。放置していると「アルバイトが本職」になりかねません。
また適当なところで手を打ちたくなります。心が折れてしまいます。その結果、不本意な転職結果になります。

「これなら転職なんかしなければよかった」と布団の中から天井を見つめて、ぼやくことになります。

転職が短期で終わるように、十分準備してから取り掛からねばなりません。

どのように準備したら良いかは、転職エージェントを利用すれば、懇切丁寧に教えてもらえます。

転職先がブラック気味だった

求人広告やハローワークで仕事内容を判断すると、完全なブラック企業に踏み込むことがあります

完全でなくても「ブラック気味」というのは、そこかしこにあるようです。
募集内容をしっかり読んでおかねば、大失敗します。しっかり読んだつもりでも、「裏読み」までしていなかったため、「とんでもない会社に転職してしまった」ということもあります。

求人広告から読み取るのは相当難しいです。

「早く就職しなければと焦るほど」ブラック企業の甘いキャッチコピーに騙されます。

「甘いキャッチコピーとブラックの本音」はこちらに記事にしています。

4転職エージェントとを利用しよう。

転職エージェントを使いまくろう。
転職するかどうか迷っているなら、転職エージェントに登録してみるほうがいいです。

情報をしっかりもらいましょう。
その情報をもとに判断すれば良いのです。
ブラックは回避できます。

なお、登録は無料です
転職エージェントの仕組みについては、こちらを御覧下さい。